オタクの悲鳴を聞け

ほぼワヒロプレイ日記

北村倫理のサイドストーリー

まだ5章2話しか読んでないんだけど、先日の更新分を摂取した先輩指揮官から「三津木・浅桐・北村のサイドストを吸え」とのご指導がありましたので、吸ってきました

 

北村倫理のサイドストーリー意味がわからねぇ(∵)という気持ちになった

これはなに、夢なの?ファンタジーなの?世界線なの?ホラーなの?

どういうことなの

 

三津木くんのサイドは本編でやれって思ったし、浅桐のサイドはこいつ怖ぇなって気持ちになった

ただ、この3つをほぼ同時摂取したことと、現在5章2話までなので、まぁいつも通り好き勝手に憶測と考察と妄想を垂れ流していく

 

『運命に触れることができる』ヒーローと、浅桐真大の言う『世界の真理』で、あーーーーーーーーなるほどわからんってなった

北村倫理のあれはまさに『運命に触れた』ってことか?

もしかしたら北村倫理はオレンジャーの最終回は見られなかったのかも知れないし、お父さんは本を書かずに亡くなったのかも知れないし、北村倫理にヒーローは来てくれなかったのかも知れない

だけどそれをすべて書き換えてしまったのかも知れない、刺されたあの瞬間に

だから北村倫理の記憶では「オレンジャーの最終回は見られた」し、「お父さんは本を書いた」し、「ヒーローは来てくれた」のかも知れない

それらはすべて北村倫理が『運命に触れた』からであって、その触れた運命ですらワールド・コードのアップデートにすら至らない、バタフライエフェクトも起こせないただの揺らぎでしかないのかなと思った

ヒーローってすごいけど悲しいな

 

もしかしたら浅桐真大はそれを666回も繰り返したのかなと思った

頭がスッキリするとかなんとか言ってたし

でもどれだけ運命に触れて風を起こそうと、世界はアップデートしなかった

その検証こそが浅桐真大の言う『世界の真理』なのかなと思うと、あいつ身体を捨ててどこへ行ったんだ

浅桐真大のサイドを読んで真っ先に思い出した『浅桐真大:死亡』の文字に、解脱、と思ってしまった

(解脱とは:俗世間の束縛・迷い・苦しみからぬけ出し、悟りを開くこと。Google先生より)

概念化するのは三津木慎の方だと思ってるけど、浅桐真大が概念化してしまったらどうしよう

お前絶対そういうタイプじゃないだろ!!って叫ぶと思う

 

三津木くんはなんかもう、存在ごと危ういなという気持ちになった

この子もしかしてVer2.1で唐突に現れたなにかだったりしない?

過去の改竄が可能という時点でもう誰の記憶も過去も信じられないよ……

元々存在しない人間なのであれば父も弟も話をしないのも頷けちゃうじゃん

母の病気は実の息子を差し置いて架空の息子を作っていたのかも知れないじゃん

唐突に現れた三津木慎を収めるのにちょうどいい家族がそこにいたのでは

いやまぁこれは妄想が過ぎるか、さすがに

でもなんかそういうニュアンスで存在ごと危うそう、三津木くん

 

これを読ませておいて5章では一体なにがあるんだろうな……

数日中にはきっと最新話まで追いつくと思うので、いってきます

 

考察に見せかけた矢後さんと久森くんの話

いつもの憶測と考察と妄想

前回 ワールドエンドヒーローズの話 - 長文用ブログ から読み進めてはない

 

過去の改竄が可能なのであれば、そもそも最初の隕石衝突をなかったことにさえできるのでは…?

というところに思い至って、それなんてまどマギ……と思った

イーターではない『なにか』と戦うヒーローはいるかも知れない 命を懸けなくてもいい世界かも知れない

そうなった場合、概念化するのは確実に三津木慎だろうな……と思った

ただワールド・コードはそもそも過去の改竄ができるとはいえ『アップデート』をするものなのだから、『過去に干渉する未来を掴む』ことはできても『過去を改変させる』ことそのものはできないのだろうなと思う

それほど大きな過去の改竄を行うとしたら、膨大な計算とエネルギーが必要になってしまうし、いくら天才浅桐真大でも難しいんじゃ……ないすかね……たぶん……

 

ただ、その妄想めちゃくちゃ楽しいね! って思ったわたしが好き勝手妄想したことを語っていこうと思う

まずイーターがいなくてリンクユニットもなくて命懸けで戦わなくていいのだとしたら、確実に星乃慧吾は生きている

そもそも地球に魂を奪われるというのが、『命を失う』ではなく『絶望による自我の消失』である以上、リンクユニットのない世界であれば物理的に死なない限り生きている

星乃一族は星乃一族としてなにかしらの力を持っている可能性はあるから、彼らの窮屈な人生はあのまま続いていくんだろうな

人造人間もワールド・コードへアクセスするために研究が進んだみたいだから、その技術も発達していないか、もしくは別の目的になるんだろうなぁ

果たして七見薔明は生まれるのか否か

 

問題は矢後さんなんだよ

矢後さんってずっと死の運命に付き纏われてるじゃないですか

あのひとたぶん、感性★4だから幼い頃に何度も苦しい思いして死にかけたことで血性値が高いんだと思うんだよね

間宮養護施設で証明されてしまったことが矢後勇成にも当てはまるなってずっと思ってる

でもそれって結局は『運命への干渉』であって、血性値の高さが為せる技であって、このひと大人になって血性が減少したら死ぬんじゃないか……と思ってしまうんだ

そんなひとがリンクユニットも血性の概念もない世界に放り込まれたら、たぶん、本来の寿命で死ぬ

痛みを感じない体質はきっとそのままだろうけど、気管支系の合併症に無痛症ってめちゃくちゃ無力じゃない?

鉄骨が落ちてこようが電柱が倒れて来ようがその馬鹿力でどうとでもなるけど、たぶん気管支はどうにもならない

なにをもってハッピーエンドと定義するかは人それぞれだけど、少なくとも矢後勇成が本来の寿命で死ぬことで、人生を大きく狂わせるのは久森晃人だろうなと思う

いや、どちらかといえば矢後さんに狂わされてるから元に戻るだけなのか? どうだろう、ハッピーエンドの定義は人それぞれ

ただ、久森晃人は矢後さんと出会わなければ他校のみんなと出会うこともなかったし、きっと一人で目立たないように学校生活を送っていたんだと思う

それは確かに久森晃人にとっては平穏なのかも知れない 平和で何事もない普通の日常だったかも知れない

でもそうやって矢後さんと出会わずに生きていたら、神様に出会うことなく隠れて生きていたら、あの子は誰にも肯定されることのない人生を送っていたんだろうなと思う

あの子が矢後さんと出会ったことで手に入れたのは、『否定されない自分自身』と、『肯定してくれる誰か』と、『賑やかな日常』なんだよね

それは矢後さんのことでもあるし、風雲児のみなさんのことでもあるし、他校の仲間のことでもある

たとえリンクユニットもヒーローもいなくても、『無痛症の矢後勇成』と『未来視を持つ久森晃人』が出会ってさえいれば、それだけで久森晃人の人生は救われる

まぁ本人は文句ばっかり言ってるけどね でも誰にも認識されずに生きようとするよりは、自分自身の能力を否定して生きるよりは、ずっとずっと救いだと思うんだ

だからきっと、矢後勇成が本来の寿命で死ぬことで、久森晃人の人生は救われない

 

5章進めたいんだけど咀嚼期間が欲しい 時間がない

明日(もはや今日)の更新に追いつくのは無理だから、せめてフィナーレを迎えるときには先輩指揮官のみなさんと一緒にザワつきたいな……!

 

ワールドエンドヒーローズの話

いつもの憶測と考察と妄想

5章ちょっとだけ読んだ

 

5章入って早々に前回(ワールドエンドヒーローズ4章読んだ その3 - 長文用ブログ)の疑問が明かされてて笑う

魂ってどうやって作るのか教えて欲しい

光希くんに宿った魂が七見くんの残留思念のようなものだっていうなら、その身体に宿る血性はどうやって生まれたの

疑問にも思わないってことはその辺の仕組みはもう明かされてるの?

『人間』を使ったつぎはぎだらけの身体に宿ったその魂が、『人造人間』の魂の欠片であるというのなら、そこに血性が宿ることに疑問はないのか……

そもそも七見くん、「透野光希であった君なら」とか言うけど、それはむしろ「だからこそ」その役割は危険なんじゃないだろうか

三津木慎が危険因子だというなら、それと深く関わってしまった透野光希自身も君の識らない運命なのでは?

 

5章開始早々の疑問はとりあえず置いておいて

ワールド・コードのアップデートで『過去の改竄が可能』というところに意識を奪われすぎて、浅桐真大の生死に持ってかれて、そもそもの疑問を見落とすところだった

改竄された過去ってなんだ?

もしかして星乃慧吾が関わっているんだろうか、月倉町の事件までもしかして星乃慧吾は生きていた?

とかなんとか悶々と考えてたけど、4章で星乃慧吾がああいう形で出てきた以上はその可能性は低い気がするし、これまでの伏線とやらを考えてみてもピンとこない

いろんな可能性に思いを巡らせてからやっと気づいた

三津木慎じゃん

あいつこそ七見くんが識らない運命だし、Ver2.0の世界からは異質な存在だった

つまり三津木慎って、もしかしてVer2.0の世界で一度死んでいるのでは…?

月倉町の時、誰もワールド・コードの存在を覚えていなかったのは、そこでアップデートが行われて記憶がVer2.1になってしまったから、ってことだよね?

たとえば三津木くんがあの日、なにかのきっかけで逃げ遅れたりしたのかも知れない

或いは元より病弱だったみたいだから、偶然その日のその瞬間に亡くなっていたのかも知れない

傷つけられたワールド・コードが三津木慎を生かしてしまったのだとしたら、そのせいで血性値が高くなってしまったのだとしたら、過去の改竄によって三津木慎は生き返ったことになる

やばいな、浅桐真大の死もなかったことにできるじゃん 天才

だけどそれって結局はワールド・コードを起こさないといけないから、七見くんたちの策略に一部乗っかることになるんだよね

浅桐真大ならやりそう~って思わせてくれるところが浅桐真大ほんとこいつ 好きだわ

敵の策略に乗っかった上でハッピーエンド掴み取るのだとしたらもはやお前の人生にスタンディングオベーションだよ

そのまま『浅桐真大が死んでいない世界』にアップデートして、七見くんの識らない運命でハッピーエンド勝ち取ってこいよ

 

最後にひとつ言い忘れてたことを言っていいですか

ラスボス七見くんに「少し邪魔」って言われる久森晃人めちゃくちゃ強くない? 強い

推しが強いって話はいくらでもしたい オタクだから

 

ワールドエンドヒーローズ4章読んだ その3

ワールドエンドヒーローズ4章読んだ その1 - 長文用ブログ

ワールドエンドヒーローズ4章読んだ その2 - 長文用ブログ

 

泣き喚きたいとこは終わったのであとはもう好き勝手いつも通り憶測と考察と妄想いきます!

 

『浅桐真大:死亡』が信じられなさ過ぎてどうしたらいいですか

いやもう、感情面での拒否とかじゃなくて「こいつここで死ぬタマじゃねぇだろなんかある」っていう方向で信じられない

でもこの文字を信じないとなるとユウナギちゃんと角来さんのあれも信じてはいけないことになるのでなんとも唸る

浅桐真大が説明していたワールド・コードのVer2.1の話、つまりすでにバタフライエフェクトは起きている

そしてそのトリガー、或いは特異点に三津木慎がいて、ワールド・コードはアップデートされる時に過去の改竄も可能、と

可能性の話をするけど、Ver2.2、あるいはVer3.0へのアップデートを行う際、浅桐真大復活したりしない?

いやもう別に死亡説を引っ繰り返してくれたっていいし、なんなら一度ワールド・コードに魂溶かしてくるわーくらいのノリでも全然いいんだけど

とかく浅桐真大の死亡が信じられない どこかで戻ってくるだろこいつ なあ 戻ってくるよな?

戻ってこないならそれはそれで地球の運命に関わったすべてが滅びて人類ハッピーエンドを望みます

参照:ワールドエンドヒーローズ3章まで読んだ - 長文用ブログ

 

あと光希くんさあ うん まあ想定の範囲内ではあるというか そこまで予想外でもなかった

透野って苗字もそうだし、情緒とか知識の吸収と発現の仕方がまるで幼児だし、過去が『ない』タイプのなにかじゃないかなとは思ってた

そこに人造人間とか出てきたからまぁその辺のなにかだろうなとは思ってたんだけど、はあ~なるほどね

じゃあ聞きたいんだけど、七見くんの今のその身体、一体誰のものなの?

君の魂を取り出してその器にぶちこんだのってヒメさんで合ってる?

光希くん連れていってどうするの 君はその器に戻りたいの?

ねえ、光希くんのその魂って誰のもの? その身体を作った人間の細胞って誰のもの?

星乃一族、どこまで関わってるのか教えて欲しい

星乃慧吾については疑って悪かったよ、星乃慧吾は一族の恥扱いか

つまり星乃は『人間』が『ワールド・コードに魂を溶かす』ことを良しとはしていないんだな、少しだけ安心した

 

ヒメさんのミュータント化さあ~~~~もうほんとお前勘弁しろお前のこと信じてたのに!!!!

というか頼城父も!!なんなん!!ほんとマジ!!息子めちゃくちゃ真っ直ぐ育っててよかったですね!!!!!!!

頼城さんこれで折れたりしちゃわないか心配になったけど、ポジティブの塊みたいな人だから大丈夫か……ってちょっとだけ思ってる 頼む 折れないで

というかその技術ぅ~~~~その技術あったらもっとたくさんの人が戦えるでしょはやく表立ってその技術を確立しやがれってんだよ悪用してんじゃねぇわ息子実験台にしてんじゃねぇよ頼城父

この世界の大人ってほんとロクなのいねぇな!!!!!もうやだ!!!!!

 

星乃慧吾まで話を戻す

これに対峙させるのが志藤くんと戸上くんってのがもう笑ってしまった しんどいわぁしんどい

ここに伊勢崎敬がいないことにも笑う 伊勢崎敬はきっともっと大事なもののために、たったひとつのために切り捨ててきたものなんだなと思った

ここにいたって伊勢崎敬には大したダメージは入らない 悲しいな伊勢崎敬

戸上くんはたぶん、「生き直す」って言ってたから星乃慧吾は過去の亡霊なんだけど、志藤正義にとって星乃慧吾は生きる道標だから、それを揺らがされたらそりゃあしんどいよなぁと思った

でもなぁ正義くんも星乃慧吾のこと神聖視してた部分あるでしょ、亡くなったからこそ余計に神格化していた節があるよね

きっとこんなふうに対峙することがなければ、それでよかったんだと思う

かわいそうに、と素直に思った 同情であり憐れみであり他人事として、かわいそうに、と

星乃慧吾をただの人間として見てこなかった報いを今受けることになるなんて、かわいそうだなぁって思うよ

ここに北村倫理がいなくてよかったね、正義くんボロクソに言われてたと思う

というかやっぱり星乃慧吾は地球に魂奪われてたんじゃん、って台パンしてた なんか七見くんに利用されてそうな感じがすごく嫌だけど

あれ本当に星乃慧吾の魂かなぁ ただの『星乃慧吾の意識の集合体』であって魂ではないとかそういうことあったりする?

ワールド・コードに溶けた人間の魂は二度と回収できないのを、七見くんが無理やり繋ぎ合わせて『星乃慧吾のようななにか』にしてたらどうしよう

そんなことできるのか知らんけど

 

あと北村倫理

あいつどこでなにしてたんだこの4章の間 ほとんど姿見なかったぞ

ワールド・コードの説明にヒメさん連れてきたのも北村倫理だったし、こいつ絶対まだなにか知ってることあるでしょ

そうやって暗躍するのやめなさい ぜんぶ志藤正義に明け渡せ お前は地下牢に閉じ込める

 

神ヶ原さんさあ~~~裏切りそうな顔してるとか思ってごめんな!!!結婚しよ!!

このひとがいるという安心感半端ねぇ いなくなったことでその優秀さを露呈させたひとが戻ってくるという心強さがやばい 結婚しよ

ぜんぶ終わって落ち着いた世界でお酒に酔った神ヶ原さんが赤い顔して幸せそうに笑うところが見たいです

 

そんなとこかな

泣き喚くのが終わったらもはや5章に入りたくてうずうずしてるのでさっさと先に進みたい

わたしも先輩方と毎月ザワつきたいよ!!あと一ヶ月ないけど!!

言い忘れたことがあったらまたあとで適当に記事書きます

 

ワールドエンドヒーローズ4章読んだ その2

その1はこちら ワールドエンドヒーローズ4章読んだ その1 - 長文用ブログ

 

・伊勢崎敬

先輩指揮官に「伊勢崎のサイドスト読んでから3章進んでみて欲しい」って言われたのはもしかしてこの辺なのかなと思った

伊勢崎敬一番しんどかった こいつが二人を倉庫から追い出したあたりから先に進みたくなくて泣き喚いた

こいつはもう どこから話したらいいんだろう

「大事なものはひとつだけ」って、伊勢崎敬はその枠になにを収めたんだろうってずっと考えてた

施設を切り捨てたようにも見えるその行動に、こいつにとって大事なのは『復讐すること』なのかなと思う

そのためには、力を得るためには無力な子供ではいられなかった

力を持った家に誘われて、復讐相手を違えることなく見つめて、その危険に施設を巻き込むわけにはいかない

だから自分を施設から切り離すしかなかったのかな、と

大事なのは『復讐』であって、『施設のみんなを守る』ことじゃない

同じようにヒーローの素質を持った佐海くんと柊くんが施設のことを守ってくれる

だから伊勢崎敬は大事なものに『復讐』を据えて、施設を飛び出したのかな

バカなんだな、と思った

伊勢崎敬が小学生男子みたいな遊びばっかり好きなのは、小学三年生から成長できていないからなんじゃないかと思う

『大事なものはひとつだけ』というルールも、あの事件の後悔も、復讐心も

伊勢崎敬はきっとずっと、あの日からどこへも進めていない

身体ばっかり大きくなって、できることが増えていって、心だけあの頃に置き去ったままなんじゃないのか

あまりにも器用すぎるバカさ加減に脱帽する お前すごいよ、伊勢崎敬

たったひとつの大事なもののために、いろんなことを切り捨てて生きてるでしょう

 

そんなふうに思ってたんだけど、なんだかわからなくなってしまった

伊勢崎敬は柊くんに「施設のみんなを守れ」と言った 佐海くんに「柊を守ってやれ」と言った

それは結局、そうやって二人を守ること自体、『施設のみんなを守ること』でしょう

復讐者である君がもしも死んでしまったら、誰がその復讐を果たすというの

たったひとつ大事にしてきた『復讐』のために生きてきたのに、それを果たすことなく二人を守って死んでもいいの?

それはもう、君が大事にしてきたものは『復讐』なんかじゃないよ

ねえ、君は『大事なものはひとつだけ』って言うけど、その大事なものになにを置いて生きているの?

 

願望を乗せてしまうと、伊勢崎敬が『大事なもの』に置いたのは佐海良輔だったらいいなと思う

柊くんに「施設のみんなを守れ」と言って、佐海くんにその「柊を守れ」と言ったなら、伊勢崎敬が佐海くんを守れば伊勢崎敬の大切なものは全部守れるじゃない

それじゃだめだったの、伊勢崎敬 どうしても君はそいつに復讐しなくちゃ気が済まないの

本当に?

元凶を潰さなければきっとあの悲劇は繰り返される 間宮養護施設じゃなくても、他の施設が実験場にさせられることだってある

それを阻止したいのだとしたら、途方もなく大きくて尊い正義感だよ、伊勢崎敬

君は誰のためのヒーローで在るつもりなの その人生を誰のために消費しているの

 

それはそれとして佐海くんが好きなので佐海くんに「敬にいちゃん」って呼ばせたのがあのシーンだったってこと許さないからな伊勢崎敬

お前らを! 『敬にいちゃんって呼んで30分甘えて甘やかさないと出られない部屋』に突っ込んで!! 出てきた佐海くんにサイテー!! って言われたいんだよこちとら!! そういう平和的な「敬兄ちゃん」が聞きたかったんだよ!!!!!

あんな追い詰められてどうしようもなくなった「敬にいちゃん」聞きたくなかった……もっとちゃんと佐海くんの意思でそう呼んで欲しかった……早く和解しろおまえら……

かろうじて生きてたみたいだけどもう伊勢崎敬を見舞う佐海くんのこと考えるだけで涙が出てくる

『自分を守ってくれたひと』が無事ではないことの意味を考えたことはあるか、伊勢崎敬

お前は佐海くんにも柊くんにも重い荷物を背負わせるところだったんだぞ 既に背負わせてるんだぞ

伊勢崎敬のときに七見くんがなにも言わなかったから、伊勢崎敬はちゃんと無事なんだって信じたい

目を覚まして、動けるようになったら、佐海くんと柊くんに一発くらい殴られろ

そんで、もう、ちゃんと三人で話し合ってよ 伊勢崎敬がやろうとしていることは、その復讐心は、きちんと扱えばちゃんとした正義感だよ

正しく扱ってよ 佐海くんと柊くんなら助けてくれる、絶対に

そうやって一人だけ勝手に抱え込んで犠牲になろうとするの、伊勢崎敬が器用なバカだからこそ許せない

できるだけ楽しくやるよ、じゃない 手段なんか選ばなくていいし表立った正義感じゃなくてもいいから、もっと佐海くんと柊くんのこと信じて預けてよ

壁になって盾になることだけが守ることじゃないって、わかるでしょ、お前なら

 

もうやだ伊勢崎敬のこと許せない はやく目を覚ませエレクトリカルバカ野郎

 

ワールドエンドヒーローズ4章読んだ その1

もう……なにから話せばいいのか……

読み終わってからずっとぼんやりしてて、思考回路が渋滞してる

とりあえずひとりひとり、噛み砕いていこうと思う

人選と順番はわたしの推しと好みと偏見で

 

・久森晃人

推しです

ユウナギちゃんが目の前に現れたとき、真っ先に思ったのは「久森晃人の眼を潰されたらどうしよう」だった

この子の両の眼を潰すくらいならいっそ殺せ、と

結果的にどうなったの、この子

目を覚まさないって言うけど、ねえ、どうなったの

七見くんが「血性を失った」「地球に魂を溶かさずに」って言ってた気がする 読み返す勇気がまだない

地球に奪われていないだけマシなのだろうかと、なにが一番マシな状況なんだろうって呆然としている

血性を失うってことはきっとこの子はもうヒーローとしては立ち上がれない

地球に奪われていないということは、まだこれからヒーローではなく一般市民として生きる道があるのかも知れない

それはもしかしたら久森晃人が望んだ人生なのかも知れないと思った

だけどそれは、この子が矢後さんと出会うまでの、ヒーローになる前の願いで、今さらそれが叶ったところで平穏なんて訪れるかどうかわからない

もういっそ潔く殺して欲しかった、と、嘆かずにいられないのはたぶんきっとわたしのエゴだ

生きていることが幸福で正しいなんて思えない ここで、ヒーローとして終わらせてくれたらどんなにか綺麗な人生だろうって、美しい英雄譚を望んでいる

そんな結末が描かれないことに意味があるとするならば、どうかこの子の両眼が無事であるようにと願う以外にできることはないと思った

血性がなくても、きっと未来視はこの子自身の能力だから、それが使えるのならまだこの子は戦える

ヒーローとしてではなくても、戦闘はできなくても、戦うみんなのサポートはできる

せめてそうであってくれと、そうでないならいっそ殺してくれと、久森晃人が目を覚ますときを戦々恐々と待ち侘びている

ねえ、久森晃人はどうなるんですか? この先の未来を知りたいけど、いっそ殺せと喚くことになるくらいなら知りたくはない

もしもこの子が両の眼を失うことになるのなら、それを嘆いて泣き喚くところも見たくないし、諦めて受け入れるところなんかもっと見たくない

どうか無事であってと、どこへ向けて願えばいいのか全然わからない

なにが、どこが、一番マシな状況なんですか

 

・矢後勇成

推しその2です わたしの骨は風雲児の校庭に埋めてください

4章に入る前、更新された矢後さんのサイドストを読んでしまったのが敗因でした

それまで矢後さんのこと、理解できない思考回路を持った超人(バカ)だと思ってた

どうせ理解なんてできないから、観客席からキャーーーヤゴサーーーン!!!ってうちわ掲げて喜んでいられたんだと思う

でも矢後さんって、理解できない超人なんかじゃないんだって、サイドストーリー読んで思ってしまった

たぶんこのひとはまともな感性を持って、まともな感情を持って生きているただの人間だ

普通の、人としての心をちゃんと持っている

そう感じてしまった瞬間、矢後勇成の人生があまりにもしんどくて、「死ぬことは怖くない」「痛みを感じない」「寿命を更新し続ける」その生が、ひどく恐ろしくて考えたくないと拒絶してしまった

矢後勇成という人間と向き合うのが怖かった

観客席からなにも考えずにうちわを振っていられたらよかったのに、唐突に目の前に降りてきた矢後勇成と眼を合わせることができなくて、そのまま4章に突入してしまったのはあまりにも無謀だったと、今なら思う

向き合っておけばよかった、向き合うべきだった

このひとは超人だけど、ただの人間だ

死ぬことが怖くないんじゃない、きっと繰り返す恐怖に麻痺して飽いて、考えることをやめてしまった、考えないようにしてしまった、恐怖ごと飲み込んでしまっただけだ

知り合った人間がいなくなることも、きっと繰り返しつらい思いをしてきて心が少し麻痺している

『自分』を確立することで、己の人生を生きるという意思を持つことで、死んでいく人間の身勝手を跳ね除けることができる強さを持ったひとなんだと思う

積み重ねて麻痺して拒絶して、それで強さを保ってるひとなんだ

いちいち心を砕いていたら、その数の暴力にきっと壊れてしまう 「自分の人生を生きるのは自分だけ」と割り切らなければ、置き去ることもきっと難しい

そうやってどうにか自分を守って生きているひとなのだと、いくら身体は痛みを感じなくても心はちゃんと痛みを受けるのだと、そう、きちんと理解しておけばよかった

ううん、理解していたところできっと、目を覚まさない久森晃人を目の当たりにした矢後さんのこと、泣かずにはいられなかっただろうけど

でも、少なくとも、向き合いたくないって拒否せずに済んだはずだ

矢後さんが「避難してると思った」って久森くんに言ったのは、願望の現れなのかと少しだけ思ったけど、あながち間違いではなかったのだと思う

ただ引きずり込まれただけのヒーローが、こんな危険な局面にいなくてもいいという、矢後さんの自己防衛のようなものなんだと思った

矢後さんが引っ張り込んで、便利だからと扱った相手が、矢後さんの責任でないはずがない

それが最悪の形で表出してしまった

ああいやだな向き合いたくないなって未だに顔を覆うけど、でも、矢後さんのそれは自業自得でもあるんだよ

久森晃人のこと、それなりに知ってるでしょう 避難させておきたいのなら矢後さんはそれを伝えなくちゃいけなかった

それを怠ったのも自己防衛で、久森晃人のことを考えないようにしたのも自己防衛で、本人の意思に任せたのも自己防衛

スジ通らないの当たり前だよ、矢後さんが久森晃人にすべてを委ねて、久森晃人は自分の意思でこの戦いに参加した

それを「久森の選択」として処理できない、矢後さんがなによりも悪い

自分を守るためなら、矢後さんはもっと久森晃人を守るべきだった

それまでの積み重ねが邪魔をして、きっと久森晃人のことを考えることも、大切に思うことも、見つめることもできなかったんでしょう

それをすべて矢後さんが悪いなんて言えない 自分の心を守るために必死だった矢後さんのことは否定できない

でも、それでも、傍に置いたのなら、自分の身勝手で隣に据えたのなら、矢後さんはもっと久森晃人と向き合うべきだった

ねえ矢後さん、久森晃人が生きててよかった あの子が目を覚ましたら今度はちゃんと、向き合って話をしてあげて欲しい

あの子のことを”ヤワじゃない”って言ったのは他でもない矢後さん自身でしょう

きっと久森晃人は、あなたのことを救ってくれるよ

だって、あの子はまだ生きている

 

 

推しだからってしんどいところからいきすぎた……一旦ここで区切らせてください、むり

めちゃくちゃに情緒破壊されている

 

ワールドエンドヒーローズ3章まで読んだ

わりと心穏やかです

前回の記事

ワヒロとヒロアカの世界観の差異について - 長文用ブログ

で喚いてたことは、ああこの世界まだ黎明期のスタート地点なんだな、と思うことで解決しました

たぶんやっと、イーターに対する対抗手段が確立してきて、安定して戦えるようになってきた時代なんだなぁって

これまではそうするしかなかったから学生たちに戦わせてきたけど、これからはその戦わなくてはいけない学生たちを守る世界を作っていかなくちゃいけない

3章進めながらヒメさんがんばれ、って拳を握り締めた

 

心は穏やかなんだけど3章ラストで推しが不穏な台詞言って終わったのでニッコニコしてます

Twitterでも喚いてたんだけど同じ話もう一回していい? するね

七見くんの能力というか『運命をすべて識っている』って完全に久森晃人の上位互換じゃないですか

久森晃人はたぶんワールド・コードに書かれている1京通りの運命の中からひとつの可能性を覗くことができるんだと思う

干渉できるわけじゃないからあの子は本当に視ることができるだけ

でも七見くんはその1京通りの可能性をすべて識っているし、なんならその運命に干渉だってできてしまう

すごいね! 久森晃人の存在意義ごと最大の敵じゃん!

浅桐真大が言った通り、七見くんを止めるにはきっとワールド・コードに書かれていない運命を掴み取る必要がある

そしてきっと七見くんは『すべてを識っている』からこそ、ワールド・コードに書かれていない運命を目の当たりにしたとき、そこに最大の隙が生まれるんじゃないかなと思った

そういう意味では久森晃人、常に矢後さんに未来視ねじ曲げられてるし、ヒーローが関われば未来視なんて意味がないことも知っている

『知らない運命』に触れることには、久森晃人の方が慣れている

推し、強いな……と噛み締めてしまった 推しが強いって話をしたい オタクだから

 

ところでまだ3章なのでここから憶測と考察と妄想を交えた話をします

まず『人造人間の魂』という概念にすごい突っ込みたい 人造人間に魂はあるかって話から入りたいわたしは

そこに魂を『造り出して』しまったのならあまりにも冒涜的なことだし、なにをもって魂と呼ぶのかその定義から教えて欲しいし、その『魂』とやらは人間定義に当てはめてもいいものなのかを問いたい だって人造人間でしょ?

すっごい突っ込みたいし話聞きたいしいろんなこと考えたいんだけど、まぁとりあえず作中で語られないうちは「そういうもの」として横に置いておこう……

七見くんさ、魂をワールド・コードに溶かしたっていうけど、ねえ、身体どうしてたの?

確か神ヶ原さんがコールドスリープ技術くらいあるかもって言い出した記憶があるんだけど、月倉町のときの神ヶ原さんはどこまで知っててなにをしていたのかもついでに聞きたい

それより七見くんのその身体、どこのどなたです? 七見くん本人?

ワールド・コードから取り出した魂、そのまま身体も作り上げて出てくるわけじゃないでしょ、たぶん 知らんけど

でもだとしたら星乃が正義くんに「≪なにか≫を回収しろ」って命じたのも不思議なんだよな……魂ってそんな物理的なものでしたっけ

一先ずこの件については『誰かがコールドスリープさせていた七見くんの身体に七見くんの魂を戻した』という解釈をしておこうかなと思う

 

ところで、わたしずっと星乃慧吾に嫌な予感しかしてなくて、今も特に確信があるわけでもないんだけど、そのうちなにかしら明かされるだろうから今のうちに吐き出しておきます

正義くんが「星乃慧吾は死んだ」って言ってたから、その言葉信じておきたいんだけど、七見くんの出現でなんだか信じていられなくなってしまった

ねえ、星乃慧吾って本当に『死んだ』の? まさか地球に魂奪われてたりしないよね?

それから星乃に問いたいんだけど、星乃慧吾の遺体ってどう弔ったんです?

あのね、当たらなかったからこの話するけど、正直七見くんを初めて見たとき、「星乃慧吾の皮を被った誰か、或いは誰かの皮を被った星乃慧吾だったらどうしよう」ってめちゃくちゃ怖かったんだよね

だって地球に魂を奪われるのなら、奪い返す手段があってもいいはずじゃん

世界ってそういうものでしょ

万が一星乃が星乃慧吾の身体をコールドスリープさせてて、その魂をワールド・コードに溶かすことが目的であんなことになって、魂を取り出そうとしているのだとしたら、星乃一族あまりにも冒涜的で素晴らしいな……と思う

いやまぁ、わかんないけど 星乃一族の会議も単純に七見くん目的だったのかも知れないし

星乃慧吾は本当に死んでて今後一切出てこないかも知れないし

わたしはまだ3章を読み終わっただけなのでなにも知らない 今が一番楽しい

 

ついでだからワヒロくんのサ終も絡めた希望的エンディングの話でもしておく

ワヒロくん人類滅亡ハッピーエンドしない? ワールド・コードなんてものがあるくらいだから、すべて滅ぶしかなかったエンドいいと思う サ終するわけだし、世界ごと終わろう

まぁ別に人類ごと滅亡しなくてもいいんだけどさ

ヒーローとイーターとアンノウンズとワールド・コード 地球の運命に関わったすべてが滅びて人類ハッピーエンド、すごくいいと思う

そうなった場合、世界に平和が訪れてイーターのいない日常が戻ってくるわけだよ人類には

世界が迎えるハッピーエンド、いいじゃないですか

その代わりに失われたたくさんのヒーローの命がある 家族を奪われるひとがきっとたくさんいる

その悲しみを押さえつけて人類は高らかに叫ぶんだよ、「ありがとう、ヒーロー」って

世界のために戦った子どもたちを、自分たち一般市民とは違う世界に置いて、崇高な英雄譚に昇華させて人類はハッピーエンドを迎えるの

素晴らしく冒涜的で素敵なハッピーエンドだと思う それをさもハッピーエンドです! みたいなツラして描き出して欲しい 勝手に苦しむから

言い忘れてたけどわたし黄昏の腐女子です

 

3章時点ではこれくらいかな!

あとで自分で読み返して悶え転がりたいのでわりと赤裸々に書いてるから、たぶんあとから悶え転がると思う 楽しみ

諸先輩方には「こいつ見当違いな考察してんな」くらいに読んでもらえたら嬉しいです

 

ところでカラ鉄コラボ決定したじゃないですかーーーーーーー行きてえーーーーーーーーー初のリアルタイムイベントなのにコロナ野郎滅しろ!!!!!!

ウッウッカラ鉄が近くにあるような地域に住んでないから都会に出ないとならないし8月じゃ行けるかどうかわからないよ……行きたい……推しにお金あげたい……ウッウッ

推しにお金あげると言えばゲームに課金ができないのでとりあえずアニバーサリーブック買いました

あとなにをすればワヒロくんにお金あげられるのか知ってたら教えてください