わあ、やっとこのタイトルでブログが書ける
昨日からずっとありがとうワールドエンドヒーローズって気持ちでほわほわしてる
なにから話そうかな、浅桐真大の「……もう、二度と忘れんじゃねぇぞ」にめちゃくちゃ泣いたし、そのあと響いた銃声で号泣した
浅桐真大が覚えてても覚えてなくても、知ってても知らなくても、なんだかもうその台詞がめちゃくちゃかっこいいからどうでもよくなっちゃった
浅桐真大のことは浅桐真大にしかわからない、それでいい気がする
ありがとう世界
七見薔明が生きた証をどうか忘れないでって、ずっとそう思ってたけど、光希くんが思い出してくれたことで、運命の干渉を跳ね除けたことで、ああそうかこの子は773-Bの器だった、と思い出した
だからきっと思い出せたんだと思う 魂も運命も地球に依るものだとしても、その身体は人造人間なんだもんね
運命も血性も持たないはずの身体だから
そう思ったらなんか、『光希くんだけが覚えている』ということが、もしかしたら七見薔明にとっては救いたり得ることなのかも知れないなぁと思った
透野光希は七見薔明が生きたかった人生なのかも知れない、なりたかったものなのかも知れない
かつて七見くんの身体であったその器が、七見薔明の生きた証を持って生きている
地下にいた頃や光希くんを見ていると、七見くんってわりと感情が平坦で冷静で、どこか冷めた印象の子だった
そんな子がワールド・コードから魂を取り出されて、その嘆きや憤りを表出させて、人類の敵になってしまったこと、もしかしたら本人にとっては黒歴史かも知れない、なんて少しだけ思ってた
その歴史をなかったことにしないで、なんて思ったりもしたけど、光希くんが覚えていて、みんなにそれを伝えてくれて、慎くんがヒーローになってくれた
きっと、七見薔明の生きた証は『なかったこと』になんてならない 光希くんがその証を持って生きてくれている
もしも七見くんのあれがすべて、『やりたいこと』ではなく『そうせざるを得なかった』ことだとしたら、むしろこの結末は救いですらあるだろうなと思う
そういうふうに思わせてくれる、この物語の行間を読ませる力、本当に上手くてすごいなって、何度も泣いている
ヒーローを守ったヒーローを、そして失われるはずだったヒーローを、光希くんのおかげでみんなが掬い上げてくれた
ここからまた、15人のヒーローたちが物語を紡いでいく
崖縁の認可試験も、北村倫理の事件も、少しだけ変わってしまったし、それがどう世界に影響するのかはわからない
だけど、慎くんが大丈夫って言ってくれたから、きっと大丈夫 なにも変わらないよ
これがVer2.1世界からのハッピーエンドなんだって、胸を張って言えるよね